老人ホーム・介護施設の防犯カメラ|徘徊対策・安全管理・設置の注意点
老人ホームや介護施設に防犯カメラを導入したいが、入居者のプライバシーや設置場所の判断に迷っている。
そんな施設管理者に向けて、防犯カメラの選び方と設置の注意点を解説します。
結論からいうと、介護施設の防犯カメラは「入居者の安全を守る」ことが主目的であり、防犯(外部からの侵入対策)だけでなく、徘徊対策・転倒検知・事故記録など多目的に活用できます。
ただし、入居者のプライバシーへの配慮は不可欠です。
介護施設に防犯カメラを設置する目的
① 入居者の徘徊対策
認知症の入居者が施設外に出てしまう「徘徊」は、介護施設で最も深刻なリスクの一つです。
出入口にカメラを設置し、動体検知と連動してスタッフへ通知を送ることで、入居者が施設外に出る前に気づける仕組みを構築できます。
② 転倒・事故の記録
廊下や共用スペースでの転倒事故は介護施設で頻繁に発生します。
カメラの映像があることで、事故の状況を正確に把握でき、原因分析や再発防止策の検討、ご家族への説明にも役立ちます。
③ 不審者の侵入防止
施設への不審者の侵入は、入居者の安全を脅かす重大なリスクです。
出入口・駐車場・外周にカメラを設置し、外部からの侵入を記録・抑止します。
④ スタッフの業務記録・安全管理
介護の現場では、入居者とスタッフの間でトラブルが発生することがあります。
映像記録があることで、事実関係を客観的に確認でき、スタッフの保護にもつながります。
また、夜間の少人数体制での安全管理にも有効です。
設置場所別のポイント
出入口・玄関
徘徊対策と不審者対策の両方を兼ねる最重要ポイントです。
入居者が外に出ようとした際に動体検知でスタッフに通知する機能と、来訪者の顔を記録する機能を両立させます。
廊下・エレベーターホール
入居者の移動を把握する動線上のポイントです。
転倒事故が起きやすい場所でもあるため、廊下の全体を見渡せる位置にカメラを設置します。
圧迫感のないドーム型カメラが適しています。
食堂・共用スペース
入居者が集まるエリアは、転倒やトラブルが起きた際に映像記録が重要になります。
天井のドーム型カメラで全体を俯瞰する配置が基本です。
駐車場・外周
外部からの不審者侵入と、入居者の無断外出を検知するエリアです。
屋外用バレット型カメラを設置し、夜間も対応できる暗視機能を備えた機種を選びます。
介護施設の防犯カメラで重要な注意点
入居者のプライバシーへの配慮
介護施設は入居者にとっての「生活の場」です。
居室(個室)やトイレ・浴室の内部にはカメラを設置しないのが大原則です。
共用スペースへの設置も、入居者とご家族に事前に説明し、同意を得たうえで行います。
映像データの管理
介護施設のカメラ映像には入居者の日常が記録されるため、個人情報としての取り扱いが求められます。
映像へのアクセス権限を限定し、保存期間・閲覧ルールを施設内で明確にしておくことが重要です。
ご家族への説明
カメラの設置場所・目的・運用ルールを入居者のご家族にも説明し、理解を得ておくことで、導入後のトラブルを防げます。
「監視」ではなく「安全管理のため」という目的を明確に伝えることがポイントです。
介護施設への防犯カメラ設置の流れ
- お問い合わせ・ヒアリング:施設の規模、フロア構成、設置目的を確認
- 無料現地調査:施設内の動線・死角・出入口・共用スペースをチェック
- 機種選定・お見積り:施設の雰囲気に合った機種・台数・配置を提案
- 設置工事:入居者の生活に配慮したスケジュールで施工
- 動作確認・引き渡し:映像確認、通知設定、運用ルールの説明
介護施設の防犯カメラ設置費用の目安
介護施設の防犯カメラ設置費用は、施設の規模・フロア数・台数で変動します。
一般的な市場相場では、業務用カメラ1台あたりの本体費用+工事費を合わせて数万円〜十数万円が目安です。
施設全体をカバーするには複数台の導入が必要になるため、事前の現地調査で最適な台数を見極めることが重要です。
設置費用の全体像や内訳、コストを抑える方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉 関連記事:防犯カメラの設置費用はいくら?内訳・相場・コストを抑える方法を解説
よくある質問(FAQ)
Q1. 居室にもカメラを設置できますか?
居室は入居者のプライベート空間であるため、原則として設置しません。
ご家族の強い要望がある場合でも、入居者本人の同意と施設の方針を踏まえて慎重に判断する必要があります。
Q2. 夜間の徘徊検知は可能ですか?
可能です。
出入口や廊下のカメラに動体検知を設定し、夜間に入居者の移動を検知した際にスタッフのスマホやナースコールに通知を送る運用ができます。
Q3. 入居者やご家族への説明はどうすればよいですか?
「安全管理のため」という目的を明確に伝え、設置場所(居室には設置しないこと)と運用ルール(映像の管理体制)を説明します。
書面で同意を得ておくと、導入後のトラブル防止に有効です。
Q4. 既存の施設にも後付けで設置できますか?
設置できます。
既存の建物に配線工事を行い、カメラを設置します。
配線が難しい場所にはWi-Fi対応カメラを使う方法もあり、大がかりな工事なしで導入できるケースもあります。
介護施設の防犯カメラ設置ならBORANTICKへ
株式会社BORANTICKは、千葉県八千代市に拠点を置く防犯カメラ設置の専門業者です。
老人ホーム・介護施設・福祉施設など、入居者の安全と尊厳に配慮した防犯カメラの設置を行っています。
- 入居者のプライバシーに配慮したカメラ配置を提案
- 徘徊検知・転倒検知の通知連携に対応
- 現地調査・お見積りは無料
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