防犯カメラの設置費用はいくら?相場とコストを抑える方法を解説

防犯カメラの設置費用は、カメラの性能・設置台数・工事の難易度によって大きく変わります。
そのため「一律いくら」とは言えないのですが、相場を知らないまま見積もりを受け取ると、その金額が高いのか妥当なのか判断できません。

この記事では、防犯カメラの設置費用を1台あたりの相場・台数別・用途別・維持費まで市場相場ベースで整理しました。
※記載の金額はすべて2026年8月時点の市場相場の目安です。当社の販売価格ではありません。
正確な費用は設置環境によって異なるため、現地調査後のお見積もりでご確認ください。


防犯カメラ設置費用の早見表(1台あたりの相場)

まず全体像として、1台あたりの費用相場を家庭用と業務用に分けて整理します(2026年8月時点の市場相場の目安)。

区分機器代設置工事費合計目安
家庭用(戸建て)2〜4万円3〜5万円5〜10万円/台
業務用(店舗・オフィス・工場)12〜15万円6〜8万円20〜25万円/台

※ケーブル長30m以内の標準的な工事の場合です。
建物構造や配線距離、高所作業の有無によって増減します。


費用の内訳|何にいくらかかるのか

防犯カメラの設置費用は、大きく「機器代」「設置工事・配線費」「周辺機器」の3つに分かれます。

カメラ本体(費用全体の約5〜6割)

費用の中で最も比重が大きいのがカメラ本体です。
価格を左右するのは主に次の3点で、必要な機能を絞り込めるかどうかが総額に直結します。

  • 画質(解像度):ナンバープレートや顔の識別が必要かどうかで必要な画素数が変わります
  • 夜間撮影性能:赤外線暗視のみか、暗所でもカラー撮影できるタイプかで価格差が出ます
  • 遠隔監視の要否:スマホやPCから映像を見る機能を付けるかどうか

設置工事・配線費(約3〜4割)

工事費は作業内容によって大きく変動します。
見積もりで金額差が出やすいのもこの部分です。

  • 配線距離(ケーブルが長くなるほど材料費・作業時間が増加)
  • 高所作業の有無(脚立で届くか、高所作業車や足場が必要か)
  • 屋外設置の防水処理・配管の要否
  • 電源の新設が必要かどうか
  • 壁の貫通工事やポール新設の有無

周辺機器

  • レコーダー(録画機):2〜8万円。接続台数と保存期間で必要な容量が変わります
  • モニター:1〜3万円。スマホで確認する運用なら必須ではありません
  • ネットワーク機器:5千〜2万円。PoEハブやルーターなど

台数別の費用目安|複数台はまとめると割安

工事費は「1台ごとに同じ金額がかかる」わけではありません。
出張・準備・配線ルートの確保といった作業は台数が増えても共通のため、まとめて設置するほど1台あたりの工事費は下がります

設置台数工事費の目安(合計)1台あたりの工事費
1台約7万円約7.0万円
2台約8.5万円約4.3万円
3台約10.5万円約3.5万円
4台約12万円約3.0万円

1台だけ追加で設置するより、必要になりそうな箇所をまとめて1回の工事で施工したほうが総額を抑えられます(2026年8月時点の市場相場の目安)。

防犯カメラ4台の設置費用はいくら?

もっとも相談の多い4台構成の目安は次のとおりです(機器代・レコーダー・工事費をすべて含んだ総額、2026年8月時点の市場相場)。

  • 家庭用4台:20〜28万円前後(戸建てで玄関・駐車場・勝手口・庭などをカバーする構成)
  • 業務用4台:60〜70万円前後(店舗・オフィス・工場で識別性の高いカメラを使う構成)

同じ4台でも、家庭用と業務用ではカメラ1台あたりの単価が3倍以上違うため総額が大きく変わります。
「何を、どこまで映したいか」を決めてから機種を選ぶことが、費用を適正化する最短ルートです。


設置場所・用途別の費用相場

一軒家・戸建て住宅

一軒家では1〜2台の設置が多く、玄関+駐車場の2台で10〜15万円前後が目安です(2026年8月時点の市場相場)。
新築やリフォームのタイミングであれば壁の内側に配線を通せるため、後付けよりも工事費を抑えやすく、見た目もすっきりします。
千葉県内での対応エリアは対応エリア一覧、県内全般の設置については防犯カメラ設置なら千葉の専門業者BORANTICK|販売・工事・保守をご覧ください。

店舗・オフィス

レジ周り・出入口・バックヤードを押さえる3〜4台構成が一般的です。
レジの手元や顔をはっきり記録する必要があるため、家庭用より解像度の高い機種を選ぶケースが多くなります。
業態ごとの設置場所の考え方は店舗の防犯カメラ設置|業態別の設置場所・費用相場・補助金の可否で詳しく解説しています。

工場・倉庫・生産現場

敷地が広く、天井が高い現場では、広範囲を映せるカメラや高所作業が必要になるためカメラ単価も工事費も上がります
屋外ヤードと屋内を組み合わせる構成も多く、台数が増えやすいのが特徴です。
詳しくは工場の防犯カメラ|選び方・設置ポイント・よくある失敗を現場のプロが解説倉庫の防犯カメラ|在庫管理・盗難対策・選び方を現場のプロが解説をご覧ください。

屋外・駐車場・ヤード

屋外設置では防水・防塵対応の機器が前提になり、ポールの新設や電源工事が加わると追加費用が発生します。
建物から離れた場所を映す場合は配線距離が伸びるため、無線化や独立電源も含めて設計します。
用途別の詳細は防犯カメラの屋外設置ガイドコインパーキングの防犯カメラヤードの防犯カメラをご覧ください。

キャンプ場やグランピング施設など、電源や通信環境が限られる屋外レジャー施設では、ソーラー式・LTE通信型カメラを使うことが多く、費用構成が一般的な屋外設置と異なります。
詳しくはキャンプ場の防犯カメラ設置ガイドをご覧ください。


ランニングコスト・維持費はいくら?

防犯カメラは設置して終わりではなく、稼働中の維持費がかかります。
ただし金額は比較的小さく、方式の選び方で長期のコストが大きく変わります。

電気代

カメラ1台あたり月100〜300円程度が目安です(2026年8月時点)。
24時間稼働させても、数台規模であれば年間で数千円程度に収まります。

録画方式で変わる月額

月々の費用が発生するかどうかは、映像をどこに保存するかで決まります。

  • SDカード・HDDレコーダーでの録画:月額不要。数年ごとの機器更新費のみ
  • クラウド録画1台あたり月1,000〜3,000円程度。台数が増えるほど月額も比例して増えます

クラウド録画は機器の故障で映像を失うリスクが低い反面、長期間・多台数で使うと総額はローカル録画より高くなります。

保守・メンテナンス

  • 定期点検:1〜3万円/年が市場の目安
  • 故障時の修理:2〜5万円/回が市場の目安

保守契約を結ぶかどうかで長期コストの見え方が変わります。
「いざ必要になったときに映像が残っていない」という事態を避けるうえでも、点検の頻度と費用は導入時に確認しておくべき項目です。

寿命と更新

屋外カメラは風雨や温度差にさらされるため、5〜6年での更新が一般的です。
初期費用を利用年数で割って月割りにすると、他の防犯手段と比較しやすくなります。
たとえば家庭用2台を12万円で設置し6年使うなら、月あたり約1,700円という見方ができます。


設置費用を抑える5つの方法

1. 自治体の補助金を使う

自治体によっては防犯カメラの設置費用に補助金が使えます。
千葉県内では船橋市と佐倉市が個人(住宅)向けの補助を受付中で、いずれも購入費の2分の1・上限2万円です(2026年8月時点)。
市ごとの制度・条件・期限は千葉県の防犯カメラ補助金まとめ|個人向けは船橋市・佐倉市【2026年8月版】で解説しています。

2. 複数台を1回の工事にまとめる

前述のとおり、工事費は台数をまとめるほど1台あたりが下がります。
「まず1台、様子を見て後日もう1台」より、最初に必要な範囲を洗い出して一度に施工したほうが総額は安くなります。

3. 相見積もりを取る

同じ条件でも業者によって2〜3割の差が出ることは珍しくありません。
ただし比較する際は、機器代と工事費の内訳・保証期間・保守条件まで揃えないと正しく比べられません。
比較のポイントは防犯カメラ設置業者の選び方|失敗しない5つのチェックポイントにまとめています。

4. 目的に合わせて機器スペックを絞る

「人の出入りが分かればよい」場所に、ナンバープレートまで識別できる高解像度カメラは必要ありません。
オーバースペックを避けるだけで機器代は大きく変わります。
逆に、証拠として使いたい箇所だけは妥協しないというメリハリが有効です。

5. 配線ルートの短い設置計画にする

録画機からカメラまでの距離が短いほど、材料費も作業時間も減ります。
設置場所を数メートル見直すだけで工事費が下がることもあるため、現地調査の段階で相談してみてください。


依頼先による費用とサービスの違い

同じ「防犯カメラの設置」でも、依頼先によって費用構造とサービス範囲が異なります。

依頼先費用の傾向特徴
警備会社高め・月額制が中心異常時の駆けつけなど監視サービス込み。機器はリースの形が多い
家電量販店・ホームセンター本体は安い設置工事は提携業者への別手配になることが多く、総額では割高になる場合も
防犯カメラ専門業者中間・買い切りが中心現地調査をもとに機器選定から工事・保守まで一貫対応。用途に合わせた設計がしやすい

初期費用を抑えたいのか、月々の負担を抑えたいのかで最適な依頼先は変わります。
長期間使う前提であれば、買い切りのほうが総額を抑えられるケースが多くなります。


よくある質問

防犯カメラを4台設置するといくらですか?

機器代・レコーダー・工事費を含めた総額で、家庭用なら20〜28万円前後、業務用なら60〜70万円前後が2026年8月時点の市場相場の目安です。
カメラの解像度と設置場所の条件(高所作業・配線距離・電源の有無)で上下します。

見積もりで確認すべき項目は?

最低限、次の3点は必ず確認してください。

  • 機器代と工事費の内訳が分かれているか(一式表記だと比較できません)
  • 保証期間と、その対象範囲(機器のみか、工事も含むか)
  • 保守条件(点検の頻度・費用、故障時の対応方法と費用)

あわせて、高所作業費や電源新設費などの追加費用が発生する可能性についても、事前に概算を聞いておくと当日のトラブルを防げます。

月々の費用はかかりますか?

録画方式によります。
SDカードやHDDレコーダーに保存する方式なら月額はかからず、電気代(1台あたり月100〜300円程度)のみです。
クラウド録画を使う場合は1台あたり月1,000〜3,000円程度がかかります。

賃貸やアパートでも設置できますか?

設置は可能ですが、管理会社やオーナーの許可が必要です。
原状回復の観点から、壁に穴を開けない工法(既存の配管ルートの利用、共用部を避けた配置など)で対応するケースが多くなります。
共用部への設置や住民合意の進め方はマンションの防犯カメラ|設置場所・住民合意・運用ルールを解説をご覧ください。


まとめ

防犯カメラの設置費用のポイントを整理します(すべて2026年8月時点の市場相場の目安)。

  • 1台あたりの相場は家庭用5〜10万円・業務用20〜25万円
  • 4台構成なら家庭用20〜28万円前後・業務用60〜70万円前後
  • 費用の内訳はカメラ本体が約5〜6割、工事・配線費が約3〜4割
  • 工事費はまとめて設置するほど1台あたりが下がる
  • 維持費は電気代が月100〜300円/台。クラウド録画なら月1,000〜3,000円/台が加わる
  • 船橋市・佐倉市では個人向けの補助金が使える(2026年8月時点)

株式会社BORANTICKでは、千葉県内を中心に現地調査・お見積もりを無料で承っています。
「だいたいどのくらいかかるか知りたい」という段階でも、お気軽にお問い合わせください。


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