倉庫の防犯カメラ|在庫管理・盗難対策・選び方を現場のプロが解説

倉庫に防犯カメラを導入したいが、広い空間で棚や資材が多く、どこにどんなカメラを設置すればいいか分からない。
そんな倉庫の管理者に向けて、選び方と設置のポイントを現場のプロが解説します。

結論からいうと、倉庫の防犯カメラは「外部からの侵入対策」と「内部の在庫・作業管理」の2軸で考えます。
どちらの目的を重視するかで、カメラの種類・台数・設置場所が変わります。

倉庫に防犯カメラが必要な理由

倉庫は商品・資材・原材料など高い価値のあるものを大量に保管しているにもかかわらず、常に人がいるとは限りません。
夜間や休日に無人になる時間帯が長く、外部からの侵入・盗難のリスクがあります。

また、倉庫内での在庫の紛失や、従業員による持ち出しといった内部不正も見えにくい問題です。
防犯カメラは、こうした外部・内部の両方のリスクに対する有効な対策になります。

倉庫で起きやすいトラブル

  • 外部からの侵入・盗難:夜間のシャッター破り、フェンス越えによる商品・資材の盗難
  • 在庫の不一致:数量の合わない在庫のズレ。原因が特定できないまま損失が続く
  • 内部不正:従業員や出入り業者による商品の持ち出し・横流し
  • 荷物の破損・紛失:搬入出時の荷扱いミスや所在不明の発生
  • 不法投棄:倉庫周辺に第三者がゴミや廃棄物を投棄する

倉庫の防犯カメラ選び:4つのポイント

① 屋内と屋外で機種を使い分ける

倉庫は建物内部と、搬入出口・駐車場・フェンス沿いなどの屋外エリアの両方を監視する必要があります。

  • 屋内:ドーム型カメラが基本。
    天井設置で広い範囲を俯瞰でき、棚と棚の間の通路もカバーしやすい
  • 屋外:防水・防塵IP66以上のバレット型カメラ。
    搬入出口やシャッター前、フェンス沿いに設置

② 死角をつくらない配置

倉庫は棚・パレット・資材で死角が生まれやすい環境です。
1台の広角カメラだけでは、棚の影や通路の奥が映らないことが多いため、複数台で補完し合う配置が重要です。

特に注意すべき死角は以下の通りです。

  • 棚と棚の間の通路(棚の高さでカメラから見えなくなる)
  • シャッター付近(開閉時に死角が変わる)
  • 奥まった保管エリア(照明が暗く、人の出入りが少ない場所)

③ 夜間撮影性能

倉庫は営業時間外に照明を落とすことが多く、夜間の侵入に備えるには暗所でも撮影できるカメラが必要です。

  • 赤外線暗視:無灯下でも白黒映像で人物を撮影。標準的な選択肢
  • カラー暗視:わずかな光があればカラーで撮影。服装や荷物の色を識別できる
  • LED投光器の併設:カメラと合わせて照明を設置し、映像品質と抑止効果を両立

④ 録画期間と保存方法

在庫の不一致や内部不正は、発覚までに数日〜数週間かかることがあります。
標準的な業務用構成で2週間〜1ヶ月の録画保存が一般的ですが、必要に応じて大容量HDDやクラウド録画で保存期間を延長できます。

設置場所別のポイント

搬入出口・シャッター前

荷物の出入りを全て記録する最重要ポイントです。
誰が・いつ・何を持ち出したかを映像で確認できるよう、人物と荷物が同時に映る角度で設置します。
トラックのナンバー判読が必要な場合は、望遠カメラの併用も検討します。

保管エリア(棚・パレット)

在庫管理と内部不正対策のメインエリアです。
天井のドーム型カメラで通路を俯瞰し、棚の間の人の動きを記録します。
高価な商品や紛失しやすい小物を保管するエリアは、解像度の高いカメラで重点的に監視します。

出入口・通用口

従業員や出入り業者の顔が映る角度で設置します。
入退室の記録として映像を残すことで、トラブル発生時の確認が容易になります。

駐車場・敷地外周

夜間の侵入経路をカバーするエリアです。
屋外用のバレット型カメラをポールや壁面に設置し、LED投光器と組み合わせて夜間の視認性を確保します。

倉庫への防犯カメラ設置の流れ

  1. お問い合わせ・ヒアリング:設置目的、倉庫の規模・構造、保管物の内容を確認
  2. 無料現地調査:死角・照明条件・棚の配置・電源状況をチェック
  3. 機種選定・お見積り:現地条件に合わせた機種・台数・配線方法を提案
  4. 設置工事:カメラ本体・録画機・配線・通信機器の設置
  5. 動作確認・引き渡し:映像の確認、遠隔視聴の設定、録画期間の説明

倉庫は棚の配置や保管物によって死角が大きく変わるため、現地調査なしでの機種選定はおすすめしません。
実際の環境を見たうえで最適な台数と配置を提案します。

倉庫の防犯カメラ設置費用の目安

倉庫の防犯カメラ設置費用は、台数・機種・倉庫の広さ・配線距離で変動します。
一般的な市場相場では、業務用カメラ1台あたりの本体費用+工事費を合わせて数万円〜十数万円が目安です。

設置費用の全体像や内訳、コストを抑える方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

👉 関連記事:防犯カメラの設置費用はいくら?内訳・相場・コストを抑える方法を解説

よくある質問(FAQ)

Q1. 棚が多くて死角だらけですが、全てカバーできますか?

現地調査で棚の配置と高さを確認し、死角を最小限にするカメラ配置を提案します。
棚の上部に小型カメラを追加するなど、倉庫特有のレイアウトに合わせた対応が可能です。

Q2. 冷凍倉庫や冷蔵倉庫でも設置できますか?

設置できます。
低温環境に対応した動作温度範囲の広いカメラや、結露対策を施した機種を選定します。
現地調査で温度条件を確認したうえで最適な機種を提案します。

Q3. スマホで遠隔監視できますか?

可能です。
ネットワーク対応のカメラを設置すれば、専用アプリで外出先からリアルタイム映像を確認できます。
動体検知時にスマホへ通知を送る機能もあり、異常発生時にすぐ気づけます。

Q4. 既存のカメラに追加で増設できますか?

メーカー・機種によっては可能です。
既存システムとの互換性を現地調査で確認したうえで、増設または独立した別システムとして導入するかを提案します。

倉庫の防犯カメラ設置ならBORANTICKへ

株式会社BORANTICKは、千葉県八千代市に拠点を置く防犯カメラ設置の専門業者です。
倉庫・工場・ヤードなど、法人向けの防犯カメラ設置を多数手がけています。

  • 倉庫の棚配置に合わせた死角のないカメラ配置
  • 冷凍・冷蔵倉庫など特殊環境にも対応
  • 現地調査・お見積りは無料
  • 販売・工事・保守までワンストップ

「うちの倉庫に何台必要か知りたい」「棚が多くてカメラの配置が難しそう」といったご相談も歓迎です。
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